対話

エンリケさんの「アミ」は好きな作品だけど、一点気にかかるところがある。

アミは愛の度数を測る機械を持っていて、もし人類存続の危機が起きた場合、愛の度数が一定値以上ある人だけを助ける、というようなくだり。

度数の低い人とでは新たな良いコミュニティを作れないから切り捨てる。

ええ？？うーん、その方が手っ取り早いのかもしれないけど。すごく気持ちはわかるけど。

時間をかけて自分たちを攻撃する相手を説得し、平和を手にした東ティモールや、対話を続けるダライ・ラマ法王のような姿勢を見習いたいな、私は。