よかった、見ることができて。
あとからあとから、じんわりと良さがわかってくる感じ。
風立ちぬと印象が違うと思ったけど、両方とも「生きること」「どう生きるのか」を大きく描いてるとおもう。
かぐや姫のなかで、月からのお迎えのひとが、月の衣をまとえば、この世のけがれも全て忘れますよ、というようなことを言ったとき、姫が「けがれてなんかいないわ!」と言ったのが印象に残りました。あと、他のシーンでの「生きている手応えがあれば!(幸せなの)」
月の都、極楽では苦しみはないかもしれないが、
生きるというのは、笑ったり怒ったり泣いたり、辛くてぐちゃぐちゃになってもう嫌になったり、いろいろありながら、でも地に足つけて前を見ていく、それは素晴らしいことで、それにかぐや姫は憧れた。
大野百合子さんも、体を持たない存在が、人の感情に「おお!」と面白がって見ている、といっていたが、人間て面白い存在なのね。
私は楽しく生きるために、ネガティブなものを自分からなくしていこうとがんばってたんだけど、それでもいいけど、怒ったって泣いたって、全部いいじゃないかと気づかせてもらえ、自己肯定ポイントが上がった感じ!
そういえば最近読んだ、「なまけもののさとり方」や、「ライオンのうた」にも同じ事が書いてあった。今を抱きしめて今を生きる。
映画や旅行って、自分を客観視させてくれますね。
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