2009年7月12日日曜日

こねないでできた

玄米酒粕の酵母が元気なうちにパンをつくろうと、夜仕込みをすることにした。



「こねない、丸めないパン」という本を借りていたので、見てみたら、本は、1グラムまできっちり計量、厳密な温度管理が大事、などなど書いてある。うーむ、これならこねてほうっておけばいい天然酵母パンのほうがラクではないかい、と思った。ので、この気楽に夜とりかかれる、こねないパンの作り方を、大幅に天然酵母用にアレンジしてつくることを考えた。



そうしたら、できちゃったんですねえ、こねないでもおいしい天然酵母パンが!今までつくったパンの中で、一番おいしくできた。皮はぱりっとして、中はもっちり。一応、天然イーストを使って、本になるべくそって作ってもみたけど、それもよかった。こねるのって、おもしろい作業なんだけど、作るにはちょっと気合が要る。でもこのやり方は、気軽につくろっかなーという気持ちになります。



・いい加減なこねない天然酵母パン



ボウルにぬるま湯220cc位に玄米酒粕を30グラム、甜菜糖を小さじ2加え、ちょっと置く。そこにふるった粉300グラムを加え、後から塩を5グラム強くわえ、3分くらい木べらで混ぜる。生地がなめらかになってきたら、真ん中にまとめてラップをかけて10分休ませる。



生地を大きいタッパに移して、へらで1.5cmくらいの厚さに伸ばす。ふたをして、一晩室温(夏の場合)に置く。



翌日、粉をふるって生地をとりだし、打ち粉をして伸ばし、三つ折にする。それを今度は二つ折りにして、とじ目を下にして、油を塗った天板にのせるか型に入れる。ビニールで天板ごとふわっと包み、50分くらい放っておく。



230℃に熱したオーブンに入れて、190℃のオーブンで30分くらい焼く。



焼けてから、30分くらい経ってから食べるのがいいそうです。焼きたては、ごはんでいうと蒸らしていない状態なので。細かいなー、と思うところもたくさんあるけど、パンのメカニズムを知るにはいい本だなあ、と思いました。



Konenai



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