2009年11月8日日曜日

三鷹天命反転住宅

先日、三鷹天命反転住宅のワークショップに参加してきました。目黒区美術館のアートピクニックというワークショップでお世話になった、アトリエエノエノの榎本さん主催、どんなことをするのかわくわく。



行く前は、あの有名な、荒川修作とマドリン・ギンズ作の、丸とか四角が組み合わさった派手な色の面白住宅、という印象だったのですが、入ってみると感じが違っていました。一見形はヘンだし、色使いははっきりとした赤や緑や黄色ですが、そんなに鮮やかではなくがちゃがちゃしてなくて、部屋全体は真ん中のキッチンを中心に、まとまって以外に落ち着いた印象。



収納がないので、荷物は天井からのフックに吊るし、裸足になって、ぼこぼこの床を歩きまわって一通り観察。さらに目隠しをしてみんな無言で部屋を動き回ってみる。段差が結構あるし、見えないってこわい。こんなに触覚を意識することってなかったです。20分くらいしてから目隠しをとってみたら、予想と違うところに自分がいた。この家は、奇抜さに分からなかったけど、細かいところまですごい計算されているようで、榎本さんの体験や解説を聞いて圧倒されました。



時間が経つにつれ、丸い部屋にも床が平らじゃないことにも、ピンクや紫の壁にも違和感がなくなって、普通に暮らせそうだなあ、こんな面白いところ、住んでみたい!という気がしてきました。家に帰ったらどう感じるのかな、物足りないかしら?と思いましたが、何事もなくなじめました。住めば都?



Kitchen Maruheya Yuka Maruheya2 Senmen Soto



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