2010年9月25日土曜日

自由学校

祝日の昨日は、山の学校、グリーンヒルズ小学校のオープンデイがありました。リバーくんは来年から、その学校に通う予定。来月の入学検定の前に、もう一回見学にいこう、と家族で参加。朝、まずは全校集会からでした。



全校集会では、こどもの司会により、民主的に話し合いが行われます。この日の議題は、学校の施設の使い方について。靴は下駄箱にきちんとしまう、とか、玄関付近でのボール遊びはしない、とか、こどもたちが考えて決めた規則の見直しをしていました。ひとつひとつ、意見を聞いて、多数決をとって、議決していきます。小1の子も、中3の子も、大人も平等。



この学校は、先生と呼ばれる人はいません。先生はニックネームで呼ばれ、いわゆる職員室は「大人の部屋」。先生と呼ばれることで、おかしな優越感をもたないようにということだそうです。こどもに、平等の立ち位置で、ものごとを理解してもらう、というのは大変なことだと思う。私なんか、親の威圧感使いまくりだもんなあ。



次は「チャレンジ」と呼ばれる授業。こどもたちが自分で学習の目標を決めて、好きに使う時間。リバーくんを含めた見学の年長さんたちは、さかいさん(校長)と1年生といっしょに、教えてもらったりしながら、紙ひこうきを折り、折り紙を折りました。その後は、お手玉を使ったゲーム。各自の点数を、1年生が足し算をして表に書いてくれました。恥ずかしがり屋のリバーくん、この楽しい導入部ですっかり慣れた様子。



次の「プロジェクト」という授業が、学習の中心です。縦割りの中で、こどもたちがやりたいことを話し合って、何をするかを決めます。以前訪れた時には、資源回収小屋や、校庭にパン焼き釜を作ったりしていました。それらを作るのに、どうしたらいいのか、何が必要かもこどもたちが調べ、主体となって形にしていきます。基礎のコンクリートはどのくらいの高さか、がどれくらい量が必要か、などを学ぶプロセスの中に、国語も算数も理科も社会も入ってくるのです。



現在は、ものづくりのグループと、住居のグループ、食べ物のグループがあるそう。この日は、年長さんたちは住居のグループで、外に建設中の竪穴式住居の中で使うベンチを作ることになりました。割り振られた班の中で工作。親たちは途中から学校説明の時間があり、離れたけど、リバーくんは全く平気だったみたい。



母は感動したよ。いつの間に、こんなに成長したのかなあ。小さい頃はすごい人見知りで、いつも私の周囲にいて、知らない輪の中には決してひとりで行かない子だったのにね。



午前の授業が終わって、お昼の時間。おむすびを食べながらも、小学生の子たちをガン見観察のリバーくん。



いろんなことを吸収したんだろうなあ。帰りの車の中でいつもより長く爆睡。お疲れ様だったね。彼は、室内で、大勢人がいる中過ごす、ということすらほとんど経験がなかったけれど、今日の様子なら大丈夫だなと思える。何より、彼が楽しそうでよかった。



2 件のコメント:

  1. 素敵な学校♪着々とyokoさんも準備をしているんですね。
    私の京都入りは12月になると思います!それまでに会いたいなぁ。大きくなったお腹も見たいし(^▽^)

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  2. コメントありがとう。
    11月半ば過ぎだと、ベイビーにも会えるよ~

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