引越し以降、大地で注文をし忘れて、家の食事は野菜と豆続き。ちょっと夫がかわいそうに思えたので、今日はガッツリしたものを、と、桜新町の人気のさかなやさん、神田屋にさかなを買いに。
いろんな魚がぴかぴかひかって、大量に気前良くならんでる。いつも人で賑わうこのお店で、鮮魚を買うのは初めて。鰯一皿10匹くらいのをふたつ買っていくおじさん、でろんとしたアンコウ丸一匹を勧められているお兄さんなど、市場のような感じで、昔足しげく通った築地を思い出した。そしてお店の人の勢いに押され、想定外に大きなマスを半身も買ってしまった。なんか顔がついててバーンと一匹、の感じがよかったのです。
まずは霜降りをして、かしらは明日アラ汁のだしにすることにして、のこりの身は、まず蒸してから半分は今日の、もう半分はマスのペースト用。どう食べようか冷蔵庫の中身と相談し、ドリアに決定。
玉ねぎをゆっくり炒め、干ししいたけも加えさらに炒め、そこに蒸したときに出た魚のエキスと、干ししいたけの戻し汁、豆乳を加えて葛粉でとろみをつける。残りご飯の上に玉ねぎしいたけソースをたっぷりかけ、ますを並べ、さらにまたご飯、ソース、ますを重ねてパン粉をふってオーブンへ。
シンプルな料理と味付けだったけど、赤身の魚のコクは強烈、夫は大変喜んでワインまで開けていた。よかったねえ。魚や肉は、私は食べたいとあんまり思わないんだけど、料理するのがたのしい。幅がぐんと広がるし、いつもと違う作業や工程が新鮮。
ますのペーストは、ますのほぐし身をすり鉢で丁寧にすって、塩やハーブ、オリーブオイルと豆乳を加え、火にかけて練り上げた。高山なおみさんの本に、塩ダラのペーストというのがあり、まえから作ってみたかったのをアレンジしてみたのです。これもお酒のおつまみや、パンなんかに合いそう。またお店をのぞきに行きたいな。
今日のスペシャルはもうひとつ、こどものお迎えの帰り、なんとようこちゃんに偶然会えた!昨日のトマトタルトタタンで盛り上がる。ううむ、またもやシンクロかしら。
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